ボブ・ウッドワード「怒り RAGE 」を読んだ。ウッドワードがトランプについて書いた「恐怖の男」に続く2冊目。未曾有のパンデミックの最中においても、トランプは政策責任者の意見を求めず、毎日のブリーフィングもただ聞き流し、毎日何時間もテレビを観て、自分の思い込みで意思決定をし、それをツイッターで発信していたていた。前作に書かれていたトランプと同じで、恐ろしいことだ。
ウッドワードはこの本の最後をこう結んでいる。
「大統領としてのトランプの業績全体から判断すると、結論はたったひとつしかない。トランプはこの重職には不適格だ。」
まさにそうだろう。
ウッドワードのこの2冊を読んだいま、トランプが再選されなくて本当に良かったと思う。
再選されてもう4年トランプ政権が続いたらいったい何が起こっただろう。想像するだけで恐ろしい。

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